2011年12月29日木曜日

「Twitterの成功は技術の勝利ではない、人類の勝利」

これは、僕の言葉ではなく伊藤穣一さんの言葉です。確か、デジタルガレージの主催する2011年のNew Context Conferenceで仰っていたと思います。
伊藤氏の意見を要約すると下のような感じ。

グーグルのように、言語処理で「XXXらしさ」を計算してみても、それだけでは出てくる情報は面白くない。それぞれの人間の「善」をしようとして、思考錯誤して情報を交換し合うことで面白い情報が生まれてくるのだ。そして「善」というのは常に人類からしか出てこない。

大量の情報に対してフィルタリングをする時、それを人類一人一人がNodeとなり、retweetしたり、応答し合うことにより素晴しい情報が生まれくる。だから、twitterが流行していることは、技術の勝利ではなくて人類の勝利なのだ。

僕は総論賛成といったところです。
ただ、技術屋としてみるならtwitterの混沌さは気になるところ。絶賛ばかりもしてられない気がしますが。機械学習でいけるところまでいって、「あとは人類で」というほうが良いじゃないかなー なんて思ったりします。

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